ハロウィンと夜の物語~朝までハロウィン~

 この曲に関しては、次の「おやすみレニー」に関わるので、単体ではあまり触れられないような気がします。この曲だけを聴くと、子供達がハロウィンでおやつをもらって回る様子を描いた歌です。単体で聞くと、幼稚園のお遊戯会でも踊れますね陛下byラジオ

 女の子が三人、男の子が六人?いるようですね。名前は全部アメリカというかイギリスというかの名前みたいです。レニーはレナードというのが正式な名前のようですが、この子は次の曲の主役でもあります。あとジョニー。下の名前は明らかになってますが、ジョニーが愛称なのかもしかしてもっと長い名前なのかは不明。ジョニーが愛称になる名前だと、ジョナサンとかジョンとかかな?

 年代は恐らく、次の曲で詳しく触れますが、1850年代の前半から中盤辺りかと思われます。ゴールドラッシュのものすごいブームがまだ終わってないくらい。場所はどこだか触れられていませんが、「山間の街」であるのは確か。

 ちょっと気になるのが、子供達の名前の発音です。オール英語読みなんですが、最初から英語でつけられたのか、それともアイルランド語の名前を英語に直したのか。レナードというのは英語読みです。アイルランド語ではちょっと違うらしい。ジョニーも英語によくある名前。彼らの住んでいる街がアイルランド人コミュニティなのか、それともアメリカ人も住んでいる街なのかによって、彼らがハロウィンをするという意味が大きく変わってきます。

 「ハロウィンについて」辺りの記事で触れたように、ハロウィンがイベントとしてアメリカに広まり定着するのはおよそ一世紀ほどのちの話です。この1850年代の頃は、アイルランド人コミュニティの中でのみ行われていたらしい。むしろプロテスタント的には異端の行事。怒られます。カトリック的にもたぶん怒られそうです。昔は今よりもずっと宗教的な禁忌は厳密だったろうから、子供達がハロウィンをやって街を練り歩くなんてことをしたら、地元の教会から保護者もろとも怒られたんじゃないだろうかと思われます。それが許されたのは、やはりこの街というのがアイルランド人の多い場所だったからかもしれません。

 ともあれ、子供達は仮装をしてあちこちの家からお菓子をもらい(どうやら各々の家だったらしい)、最後にジョニーの家へ行こう、というところで曲は終わっています。何でそこで切れてしまったのかは、次の曲で推測されます。

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八谷 響@エルス

Author:八谷 響@エルス
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